第36回 高松宮殿下記念世界文化賞 受賞者 発表 / 第28回若手芸術家奨励制度 発表
世界の優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞(公益財団法人 日本美術協会主催)の第36回受賞者が、7月15日(日本時間15日18:00)、ロンドン、パリ、ローマ、ベルリン、ニューヨーク、東京の各都市で発表されました。
今年の受賞者には、幻想的な風景画で知られ、写真や記憶をもとに豊かな色彩と独特のタッチで描く画家のピーター・ドイグ、身体と精神の限界に挑む過激なパフォーマンス・アートを通じて、観客との関係性や芸術の本質を探求するマリーナ・アブラモヴィッチ、歴史や周囲の環境との調和を重視し、伝統と革新を共存させた建築を生み出すエドゥアルド・ソウト・デ・モウラ、「音楽の精神性」を重視し、透明感のある音色と深い洞察に基づく演奏で知られるピアニストのアンドラーシュ・シフ、音楽と動きの緻密な関係性を追求するスタイルを確立したコンテンポラリー・ダンス界の重鎮、振付家・ダンサー・演出家のアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの各氏が選ばれました。
また、同時に発表される第28回若手芸術家奨励制度の対象団体には、ロンドンを拠点に、青少年に演劇のトレーニングや公演の機会を提供し、次世代の俳優育成にも取り組んでいる劇団、ナショナル・ユース・シアターが選ばれました。
以下、受賞者名よりプロフィールをご覧になれます。
第36回 高松宮殿下記念世界文化賞 受賞者
■絵画部門
■彫刻部門
■建築部門
■音楽部門
■演劇・映像部門
(イギリス)
(セルビア)
(ポルトガル)
(イギリス)
(ベルギー)
第28回 若手芸術家奨励制度 対象団体
■ナショナル・ユース・シアター (イギリス)
授賞式典は、10月22日(水)に東京・元赤坂の明治記念館で開催します。5部門の受賞者には、それぞれ顕彰メダルと感謝状、賞金1,500万円が贈られます。若手芸術家奨励制度の対象団体には、7月15日(火)にロンドンで行われた発表記者会見の席上、奨励金500万円が贈られました。